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ファリャ/三角帽子より「粉屋の踊り」「終幕の踊り」(クラリネット・クワイアー)

12×B♭Clarinets(E♭クラリネットの持ち替えあり)、4×Bassethorns、3×Bass Clarinets、1×Contrabass Clarinet、String Bass

編曲:小林聡

東京クラリネットフィルハーモニーのためのアレンジ作品です。

近代スペインの作曲家マヌエル・デ・ファリャの代表作の中から2曲を選びました。アンダルシアを舞台としたこの曲は、情熱的なスペインの佇まいに満ちています。

ファリャ/三角帽子より「粉屋の踊り」「終幕の踊り」(クラリネット・クワイアー)

¥4,300価格
  • 作曲者

    マヌエル・デ・ファリャ

  • 編曲

    小林 聡

  • 曲名

    バレエ「三角帽子」より“粉屋の踊り”“終幕の踊り”

  • 編成

    12×B♭Clarinets(E♭クラリネットの持ち替えあり)、4×Bassethorns、3×Bass Clarinets、1×Contrabass Clarinet、String Bass

    (大編成クラリネット・クワイアー)

  • 演奏時間

    約6分

  • グレード

    5

  • 解説

    バレエ「三角帽子」

    ティンパニの力強い序奏と「オレ!」の叫びで幕が開く。舞台はアンダルシアの町。美人の粉屋の女房に横恋慕した代官が忍んで来るが、女房に翻弄され倒れてしまう。現れた粉屋が代官を殴り、代官は退散。

    夜になると祭りが始まり、人々が踊る中、粉屋も加わるが、代官の策略で冤罪を着せられ逮捕される。代官は女房を襲おうとするが、誤って川に落ちて失敗。逃げ出した粉屋は代官の服と自分の服を入れ替え、代官の妻のもとへ向かう。一方、代官は粉屋の服のまま外に出て警官らに誤認され、袋叩きに遭って逃げる。町は平和を取り戻し、人々は粉屋夫妻を囲んで陽気に「ホタ」を踊り、物語は幕を閉じる。

     

     

    作曲:マヌエル・デ・ファリャ(Manuel de Falla, 1876–1946)

    ファリャはスペインを代表する作曲家。カディス生まれ。ペドレルに師事してスペイン民族音楽に関心を持ち、とくにアンダルシアのフラメンコ(カンテ・ホンド)に影響を受けた。

    1907年からパリに滞在し、デュカスやラヴェル、ドビュッシーらと交流。帰国後、『スペインの庭の夜』『恋は魔術師』『三角帽子』などの代表作を発表し、民族的要素と印象主義を融合させた。

    1921年以降はグラナダで隠遁生活を送り、新古典主義的傾向の『ペドロ親方の人形芝居』『クラヴサン協奏曲』を作曲。スペイン内戦で友人ロルカの死に衝撃を受け、1939年にアルゼンチンへ亡命。大作『アトランティーダ』の完成を見ぬまま1946年に没した。翌年、遺体はスペイン・カディスに改葬された。

  • 価格

    4,300円

  • 販売形態

    ダウンロード販売

  • サイズ/ページ数

    297×210 mm / 72ページ

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